映画の中のアドラー心理学 - 人活さんのあたまのなか

懐かしいブログをたくさん拝見していて、思いついた企画です。
題して、『映画の中のアドラー心理学』

やっぱり映画が好き

数年前の話です。映画ばかり観ていました。眠っている以外はずっと観ていました。観ながら寝落ちするような毎日。映画を観ては、ブログを書き、ブログを書くために、映画を観る。そんな生活をしていた頃があります。

今の意味づけでは、単なる現実逃避。現実とはかけ離れた映画の世界と、お会いしたことのないブロガーの皆さんと、ブログを介して交流していただけ。対人関係に悩み現実逃避したにも関わらず、それでも対人関係を望んでいた訳です。感動しても泣けない、おかしいはずの作品も笑えない。ブログを書くために映画を観るのは、決して楽しい訳ではありませんでしたが、好きだったんでしょうね、映画が…。

過去を活かす

そんな毎日でしたから、1,000本以上映画を観ることになりました。現在の読書法と同じく、「書くための鑑賞」でしたから、制作の裏側まであれこれ調べました。当時更新していたブログはもう存在しませんが、当時書いた内容や観た作品は、記憶の片隅に残っているものですね。

これをどのように活かすか。「嫌われる勇気」について連載をしながら、時々映画も交えながら書いていました。映画のワンシーンを例に挙げると、アドラーの考え方を説明しやすいんです。「これ、いけるかも？」って思いました。そこで、今回の企画です。過去を無駄にせず、活用する。アドラー心理学で言うところの「意味づけ」をし直した訳です。