ボクがプライベートな写真を投稿しない訳

ボクがプライベートな写真を投稿しない訳

 

ボクは不器用ですってお話は、前々回の投稿で致しましたが、不器用が故にSNSから離れるタイミングが分からなくなることがありました。

hitokatsu35.hatenablog.jp

 

ずっとiPhoneの画面とにらめっこして、目の前の人を放置して...

 

今回はそんなボクが、プライベートや日々目にする景色をほとんどアップしない理由を紹介したいと思います。以前目にして、とても心に残ったコラムも紹介したいと思います。

 

 

まずは目の前の前の人を大切に

Twitterでこんな投稿を目にしました。

この投稿で思い出しました。嫁さんとの大げんか。まだFacebookをしていた頃の話です。2013年9月13日、日産スタジアムで行われたB'zのライブ中に勃発しました。

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ライブ中もiPhoneを頻繁にいじるボク。

嫁さんがひと言

「気分悪いからもう帰れ」

ボクは嫁さんの楽しみにしていた時間をぶち壊した訳です。

それまでも何度となく言われてはいたんですが...。

とうとう怒りが爆発しました。

 

「チケットを予約してからの時間、ライブ中、そしてライブが終わってからの時間。全部返してくれる?」

 

無理ですよね…。

 

さすがに猛省しました。で、考えました。

「不器用なボクにはどっちかしかないだろう。」

するかしないか。

その日から、嫁さんと一緒の時はSNSをしないことにしました。そんなこんなで、次第にプライベートな投稿はしなくなり、

「ボクは何のためにFacebookをしているんだろう?」

そんな疑問が浮かぶようになりました。あるFacebookグループが終了して、いよいよFacebookの目的が無くなったのを期にアカウントを閉じました。

 

目の前の人を大切に

目の前の人を大切に出来ないヤツが、会ったこともない人を大切にできるんか?

 

そんなことがあって、投稿のための写真はほとんど撮らないので、iPhoneの中は仕事用の写真ばかり。でもね、ホントに不器用なので、このくらいやらないと、また同じことをやらかすので、ボクはコレでいいんです。

大切な人を大切にしなきゃ私の幸せは生まれまない。

ホント、そう思います。

 

投稿のための撮影をしない

コレって、SNSをする人にとっては致命的かも?なんて思いますが、ボクは別の地平を歩みます。タイムリーな投稿もしないだろうね。投稿してる間に終わっちゃうでしょ?料理だってさ、出てきてすぐ食べた方が美味しいでしょ?写真撮って、アップして、しばし反応をチェックして...なんてやってたら、一番美味しいタイミングを失っちゃうし。そんな風にボクは思います。勝手ながら、そういうのはボクの役割じゃないんだよね。

 

最初は目の前にいる人を大切にするためだったのですが、いつも間にか、一人の時でも撮らなくなりました。ボクのSNSはどれも「あたまのなかの可視化」だからねぇ。必要無くなっちゃいました。

 

1歳の息子の写真を5000枚撮った。今、僕はすごく後悔している。

 

この投稿、初めて目にしたのはFacebookだったと思います。科学者であるお父さんが綴った懺悔と後悔の投稿です。まずはご一読ください。

 

www.huffingtonpost.jp

 

この投稿はこんな言葉で結ばれています。

ありのままの現実、何にも遮られない、赤ちゃんの様子を楽しもう。あなたの子供が大声で笑う音に耳を澄まそう。お尻を振って踊る姿を見つめよう。そして、彼らがあまり優雅でない格好で、歩く練習をするのを見ながらクスクスと笑うのだ。そうやって、彼らが成長し新しく挑戦をしていく様子を、「本当の記憶」として残すことができるのだ。

 

どなたの言葉だったか忘れましたが、有名なスポーツ選手が、「記録より記憶に残る選手になりたい」と言っていました。

 

成長記録としてなのか、それともただのデータ収集なのか。そして、後に共に想い出を語り合うためなのか、それともSNSで己のエゴを満たすための撮影なのか。

 

片手は子どもの手を引いて、片手はスマホ。そして子どもではなく眺めているのはスマホ。そんなお父さんお母さんをよく見かけます。

 

この記事のお父さんの様に、後悔しないことを祈ります。

 

ちなみにボクは子どもの頃からのアルバムを持っていません。卒業アルバムも。全部捨てちゃいました。だって見ることないからねぇ。iPhoneの中に数枚残しているだけ。ボクにとっては古いアルバムより、今の方が大切だし、これから作る想い出の方が必要です。

 

記録より記憶だと思うし、スマホの液晶画面越しで見るより、直接見て記憶に焼き付ける方がボクはいいんじゃないかな?って思います。レンズ越しの距離より、手をつないだり肩ぐるまや抱っこをした方がいいんじゃないかな?って思います。

 

目をつぶって、溢れ出す記憶の方がずっと幸せに浸れると、ボクは思います。これは、子どもとの想い出に限りません。パートナーや友人、同僚、仲間、全部同じ。

 

記録より記憶

 

最後に

やっぱりボクはSNS向きじゃないですね(笑)

SNS必用とされるもの、良いとされているものをことごとく拒否しています。でも、ボクはボク。強制する気もないし、あくまでもボクはこんな感じが好きってだけ。ちなみに、SNSで見かける親子写真も、お子さんの写真も、ボクは好きです。生を感じるからねぇ。

 

みんな生きてるねぇ

うれしいねぇ

幸せだねぇ

 

いつもそんな風に思います。

 

これからもボクは、キミの投稿する写真を見て楽しむだけ。

 

だから

 

どうもありがとう

 

最後まで読んでくれてありがとう