アドラーのことば
アドラーのことばというTwitterのアカウントがあります。
毎日、心理学者アルフレッド・アドラーのことばをつぶやいています。
@adler187027さんのツイート
アドラーのことば自体は答えではありません。
答えは、読んだ人の心のなかにあります。
アドラーのことばは、心のなかのスイッチを押すだけです。
自分の中にある問題と向き合う勇気が必要になります。
アドラーのことばを通して、自分の中にある問題と対峙するのは、
かなりきついこともあると思います。
ストレートに刺さることばも多いです。
アドラーのことばは、あなたの勇気を試します。
あなたが鍵をかけて開かないようにしている
心の扉を開けるのはあなた自身。
こんな感じで使ってみてください
ことばを読んで浮かんだ出来事について、じっくり考えてみてください。思い出したくない出来事が浮かんでしまう人もいるでしょう。
アドラーのことばを信じたくない人もいるでしょう。
抵抗が大きければ大きいほど、あなたの心のなかには
幻想の想念による刷り込みや、思い込みが大きく根を張っています。
あなたの中の常識や固定観念を破壊するのがアドラーのことばです。
残念ながら、アドラーのことばには具体的行動方法は書かれていません。
読むだけでは何も変わりません。
行動しない限り、事態は何も変わりません。
何をしたらいいか。
答えはあなたの心のなかにあります。
アドラーのことばを読んで、どう行動していいのか分からない。
たとえば、トラウマはないと言うけれど、心のなかには間違いなくトラウマはありますと仰る方がいます。トラウマはない。すぐには信じられないと思います。トラウマはないとして行動してみることです。行動によって、頭のなかに漠然とある恐怖を具体的にするのが目的です。
もしかすると、トラウマはあるかもしれません。でも、ないかもしれません。あなた自身が何かの目的のために創り上げた恐怖の世界がトラウマなのかもしれません。
向き合う勇気を持つことが変化のきっかけになります。
人間は変化を好みません。変化には苦痛や不安が伴うからです。
最初から大きな変化を求める必要はありません。
最初は小さな変化で構いません。
歯を磨いた。
人によっては、こんなことが変化のきっかけになったりします。
アドラー心理学は勇気づけの心理学とも呼ばれています。
アドラーのことばは辛辣なことばが多くありますが、
温かい見守りや勇気づけの言葉もあります。
問題をひとつづつ克服する中で、あなたは気づくはずです。
辛辣だったことばに温もりを感じる様になるはずです。
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