おとなの「よみきかせ」について考えてみた (一冊の本が繋ぐご縁)
木曜日は、「一冊の本が繋ぐご縁」
先日、コーチング後の雑談で「よみきかせ」が話題になりました。
お話を伺っていると、よみきかせにもやり方があるそうな...。
あまり神経質にならなくてもいいのでは?と思いますけどね。
で、いつもの様に興味が沸いたのでググッてみました。
こんなサイトがありました。
絵本の読み聞かせ方のコツ|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」
10のよみきかせのコツが記載されています。そのうちの2つについて考えてみました。
6.読んだ後の、質問攻めはやめましょう
コーチングのセッションでも、「最近どんな本を読みましたか?」という質問をすることがあります。「読んでいません!」という方は、いろんな「読めない」理由を説明して下さいます。実際は単に本を読みたくないだけなので、「そうですか」で終わり。拾い読みすれば、ビジネス書は15分もあれば読めますし、全部で30分以内でアウトプットもできます。特別な能力は必要ありません。誰にでもできること。
「読んだ!」という方には、どう感じたか?について伺います。詳しい内容に関しての質問はしません。大人はどうしても子供の理解度を知りたがります。子供からすると、質問ではなく、詰問であり、拷問です。「おもしろかった」、「つまらなかった」そんな感覚からはじめます。
「この人は、細かい質問をするんだ」と感じると、次は身構えます。感じることより、内容を把握することで気持ちがいっぱいになります。よみきかせは試験の場ではありません。コミュニケーションの場ですから。
これは大人についても同じ。感覚を共有することが大切です。
9.自分で読めるようになっても、絵本の読み聞かせは続けましょう
読書嫌いのパートナーをお持ちの方におすすめです。読んだ本の一部でいいので、よみきかせしてみてください。今、あなたが関心のあること、あなたがどう感じたか、そして、コミュニケーションの場として、とても効果があります。ただし、やりすぎは禁物です。もともと読書が嫌いな方だということを忘れずに。あなたは子どもの頃、よみきかせをしてもらった記憶がありますか?
よみきかせを「飴」として使ってはいけませんよ(笑)。寝かしつけるための手段にしないように。そして、マニュアルを重視しすぎることのないように。一冊の本を一緒に読むことが大切です。そして、どう感じたかを共有すること。
毎週木曜日に本を紹介していますが、これもよみきかせみたいなものかも?って思うようになりました。なので、このコーナーで知った本を読んで、感想を聴かせて下さる方とメッセージの交換をすることで、新しい発見もあります。
よみきかせは一方通行にしてはいけません。お子さんの様子、パートナーの様子を、五感をフル活用して感じてください。そして、共感してください。とっても幸せな時間に変わりますよ。
たくさんあった本も、断捨離したらずいぶん減りました。
新しい本を読むために、手放すことは大切です。
読書の秋をお楽しみください!
この記事の著者
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