嫌われる勇気 15回目まで投稿してみた

先ほど、人活のすすめに連載している、「嫌われる勇気」の15回目を投稿しました。ここまで投稿して感じたことを少し。


フロイトユングと並び称されるアドラー。世界的に有名な理論が、なぜ日本ではそれほど知られていないのか?。ぼんやりと見えてきました。

あまりにも都合の悪い人が、多いからかもしれません。

日本の自殺者の多さは、世界的に知られています。報道を観ていて感じることは、原因と犯人探しばかりってこと。知って何か変わるのでしょうか?

自殺者が減らないのは、そこに目を向けても効果が無いからではないでしょうか?

もし、アドラーの理論が広まるとどうなるでしょう?現実に目を向け、自分と向き合う必要のある人が激増するはずです。

過去の出来事、トラウマを抱える人、劣等コンプレックスにはまる人…。想像もつかないほど多くの人が、逃避の言い訳を奪われることになります。

これは精神科の医師、カウンセラー、コーチなど、心の問題と向き合う職業をしている人にも言えます。

恐らく、お互いに都合が悪いんです。原因に答えを求めることは、実際は逃避なのではないでしょうか?出来ない、治らない誤った(お互いに都合の良い、ためになる)理由づけをしている。そう言うことに思えてなりません。

日本では定説になっている、フロイトユングの理論。相対するアドラーの理論。現状を変えるには、大きな変化が必要な気がします。当然、傷みを伴いますが、このままでは何も変わらないのではないでしょうか?

ひきこもり、対人恐怖、薬物の恐ろしさ、自殺衝動、色々経験したり、話を聴いて辿り着いた結論、答えが、アドラーの理論にあります。フロイトユングの理論では、説明が出来ない答えです。

過去や原因に答えを求めるのではなく、「今、ここ」に答えを求めるのがアドラーの理論。自己を真摯に見つめ、向き合うための勇気づけを行うのが、アドラーの教えです。

暗闇から出る勇気を持つことができるか。最初の一歩を踏み出す、勇気を持つ人が増えることを願っています。

連載は、「嫌われる勇気」に合わせて56回と、導入の計57回。まだまだ先は長いです。自分と向き合う目的で始めたのですが、偶然目にしたどなたかのお役に立てば嬉しいです。

こちらで連載しています。

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